ハワイの4週間のステイが始まった。
まずはじめの大イベントは、「ホノルルマラソン」
このホノルルマラソンのすごいところは、東京マラソンのように人数制限と時間制限がないところにある。
そして、現地受付は、前日まで可能。
実はこの1カ月間、フィットネスセンターのあるホテルだけを選び、毎日走っていた!
ちなみに、フルマラソンは初。
靴にICチップをつけ、自動的に記録がなされる。結構ハイテク。
エントリーを済ませ、大会当日には、前の会社の同期とも再会し、朝5時に花火と同時にスタート。
2時間程走ると、日が昇ってきて感動的な景色が迎えてくれた。
ダイヤモンドヘッドのさらに先を一周して、戻ってくるのだが、ハワイの郊外の景色を垣間見ることができ、応援してくれる人もみな暖かい。
こちらが走っている以上に一生懸命応援してくれる。
そして、郊外の家は超平和的。こんなところに住みたいなと思いながら足を進める。
初めてのフルマラソン。
今までフィットネスセンターのランニングマシンでは、せいぜい走って10キロ程度。
でも1か月くらい毎日走っていたのでまあ6時間以内では完走できるでしょと思っていた。
なので、どっかのスポーツクラブの6時間完走のペースメーカーの群衆についていっていたのだが、
彼ら、なかなか早いです・・・。
ついていくのがやっと、というかついていけません・・・。
そして、ここで初めて気付きます。
フルマラソンを完全になめていたことを・・・。
そして、20キロ時点で、完全にギブアップ状態。
そこからは、完全に気力との戦い。
気付けば、ファットなアメリカ人に一人、また一人と抜かされていく・・・。
足が限界どころか、限界を超えて、へんな歩き方をすると、どっかの筋が切れるのではないかという状態。
30キロ超えてからは、もう廃人状態。
一緒にスタートした、70歳のアメリカ人のおじーちゃんと途中遭遇し、お互い励ましあいながらゴールを目指す。
そして、1キロ先にゴールがみえてくる。
だんだん近くなってくる。
最後の最後の力をふりしぼり、ゴール前だけは頑張って走る。
そして、ついにゴール!
もう絶対にダメだと思っていたが、なんとかゴールすることができた。
タイムは、7時間前半。
ゴール後はこうなります。
足をひきづりながら、通常なら徒歩で15分くらいかかる道を、1時間くらいかけて帰宅。
2日間は、足が痛くて歩いたり、膝を伸ばすだけで激痛が走る状態。
本当につらかった。。
<ホノルルマラソンで学んだこと>
1.なめてかからないほうが良い
2.極限状態でゲータレードを飲むと、5分間だけマリオばりのスター状態になれる。が、5分後にくるその反動は非常に大きい。
3.靴は登山靴ではなく、ランニングシューズを履くべき
4.きちんとトレーニングをしている人でないと、ランナーズハイにはならない
またいつかホノルルマラソンには参加してみたい。
体力維持のために、次回は荒川マラソンのフルマラソンに出場したいと思う。