結論:海外キャッシングが圧倒的に有利
フィリピンの滞在日数は残り1週間。
もともと、1万円くらいしか現金をもっておらず、1か月の滞在でそこをついてしまった。
日本円は1万円札しかもっていない。だが1万円を両替しても、そんな大金を物価の安いフィリピンで使いきるのは難しい。
またレートが恐ろしく高い!
そして、日本円はそもそもあまり持参してきていないので、万が一のときのために少しは残しておきたい。
そこで、フィリピンで海外キャッシングをしてみた。
基本的に、VISAのPLUS社のマークがついているATMであればどこでも可能。
世界一周では、海外キャッシュを多様する予定だがどこほどまでレートが異なるか検証してみたい。
現在のレート比較をしてみる。(2011年8月JPY/PHP)
・為替市場 0.542
・ガイサノ 0.42
・マリーナモール 0.50(ラプラプ島の中ではレートが良い!)
・SMモール 0.45
・海外キャッシング 0.53 (VISAレート)
要は、10000円をフィリピンペソに換金するのに、
ガイサノショッピングモールの場合、4200ペソにしか換金されないが、海外キャッシングならば、5300ペソになるのだ。
1100ペソも違う!
1100ペソをフィリピンの物価に当てはめると、
フィリピン人の1.5日分の時給くらいに当たってしまう。
(日本の時給がフィリピン人の日給)
日本で考えれば、15000円くらいの価値だ。
フィリピンで焼き肉食べてビールを飲みまくっても一人500ペソなのでこれは大きい。
そうは言っても、海外キャッシングなので、キャッシング手数料とられるでしょ?と思う人がいる。
まさにその通り。
ただし、10000円を借りて、30日間の利息で計算しても、
1万円×0.15%(利率)×30日/365日 ≒ 120円 ≒240ペソ 程度の金額
自分のカードの場合、8月1日に借りた場合、15日締めで計上されて、9月10日に請求される。
15日~翌10日までの26日が利息発生期間となる。
手数料をみてもやはりVISAで海外キャッシングするほうが圧倒的に安い。
<海外キャッシングのやり方>
1.VISAマークのついているATMにカードを入れる
(基本的にはほとんどのATMが対応)
2.クレジットカードを選択
3.Withdrawal を選択
4.希望の金額とPIN(暗証番号)を入力
5.現金とレシートがでてくる
6.次回の支払い時に買物代金などと一緒にクレジットで引き落としがされる
自分の場合、レシートには、海外で発行されたカードにおいては、トランザクションとして、200ペソのアクセスフィーが発生していますと記載されていた。
(For all cards issued abroad.The transaction amount is exclusive of a PHP200 access fee.)
だが、これは請求されませんのでご安心を。
日本のクレジットカードの場合、この費用は、基本的にクレジットカード会社が当該ATMに対して支払いをする。
昨今の貸金業法改正もあり、この手数料をそのまま請求してしまうと、利息として該当する恐れがある。
つまり、利息としてカウントされると、法で定める利率を超過してしまう恐れがある。
そのため、日本の場合、利息とカウントしないで請求するには、貸金業法で定める通り、1万円以下は105円、1万円以上は210円を最大値としてしかATM利用手数料を請求できないのだ。
(=みなし利息から除外ができる。)
そのため、クレジットカード会社からは、海外キャッシングATM手数料として、200ペソではなくて、上記の105円か210円が請求される仕組みになっている。
つまり今回、VISAカードで5000ペソ分を海外キャッシングをしてみたが、キャッシング手数料(240ペソ)とATM手数料(50ペソ)の合計300ペソほどかかるが、トータルで考えるとレートの良い海外キャッシングが圧倒的に有利ということが判明。
これはフィリピンのショッピングモールの両替店のレートが恐ろしく悪いのか、これが普通なものなのかは不明。
まあ言えることは、よくわからない両替屋で両替するくらいなら、ATMで海外キャッシングしたほうが、効率的だと言うこと。
ただ、キャッシングという言葉を敬遠する人もいるのは事実で、どっちを取るかは人それぞれ。
今後違う国でも検証してみたい。
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