2011年9月23日金曜日

ノルウェー×プレーケストーレン×プロジェクト

先日、ついに念願のノルウェー・プレーケストーレンへ行くことができた。

「死ぬまでに一度は行ってみたい場所」で一位にも輝いたことがある、リーセフィヨルドを見渡せる絶景ポイントだ。

大学生のときに、自転車でヨーロッパを横断した際(途中挫折)、最終的目的地にするも辿りつけなかったという感慨深い場所だ。
7年のブランクを経て、やっと行くことができた。

そして、今回プレーケストーレンへ行く工程を調べる中で、どうしても情報が不足していると感じた。

ならば、
自分がプレーケストーレンの行き方のサイトを作れば良い!

ということで、
「プレーケストーレンへの行き方 虎の巻」を作成した。




きれいなポスターでみるとこんな感じ↓


■行き方

プレーケストーレンへの行き方を調べるには非常に時間がかかった。
イギリスからだと行けるルートもたくさんある。

格安航空券を使用するとして、ルート候補としては、

<ルートA>
1)ガトウィック(ロンドン)からベルゲンに深夜到着
2)ベルゲン空港に朝までステイ
3)ベルゲン空港となりのフェリーポートからスタバンゲルへ
4)スタバンゲルからフェリーにてタウへ行きバスに乗ってプレーケストーレンへ

<ルートB>
1)ヒースローからオスロへ
2)夜行列車でスタバンゲルへ
以下ルートA同様

<ルートC>
1)ガトウィックからスタバンゲル空港へ直行便
以下ルートA同様


まずルートAだが、
前提としてベルゲン空港は、24時間オープンで寝ることができる。
(詳細は、sleeping in airportsのサイトを参照)
そしてベルゲンの町に行くことなく、空港となりのフェリーポートからスタバンゲルへ行けるという裏道も発見した。

ルートBは、ブリティッシュミッドランドインターナショナルという会社が、信じられないくらいの破格値で運航しているため、費用的に魅力であり、オスロから寝台列車というのも乗ってみたいとそそられた。

そして、結果的にルートして選択したのがルートCだ。
格安航空券が意外に安く1万5千円くらいで往復できた。
そして、プレーケストーレンの麓町のスタバンゲルへ直接乗り入れられるため、お金と時間の短縮ができた点が決め手だ。

■スタバンゲルの町からプレーケストーレン

詳細は、このサイトをみてほしい。
今回の旅行を受けて、


あまりにプレーケストーレンの情報がない!

と感じたため、突貫工事で私が作成したサイトだ。

「プレーケストーレンへの行き方虎の巻」


簡単にいうと、スタバンゲルからは、以下ルートだ。

1)フェリーで30分かけて、タウという町へ行く
2)タウからバスで40分のプレーケストーレンヒュッテへ行く(登山口)
3)ヒュッテから、片道2時間かけてプレーケストーレンを目指す

フェリーやバスの時間が限られているので、詳細な情報は上記サイトを参考にしてほしい。


■プレーケストーレンの山登り

甘くみると痛い目をみるのがこの山登り。

普通に歩いて、片道2時間かかる。
必要な体力は、富士山で例えると、5合目から8合目へ登るくらいの体力が必要だ。

ただ安心してほしい!
犬でも登頂に成功している!

私が登った日は、プレーケストーレン山頂で2匹ほど犬がいた。




ただ、正直途中の道は手をつかわないと登れないところや、とにかく道が険しい。
雨が降ったら非常に危険なルートばかりだった。

また、後半は崖っぷちが多いので特に気をつける必要がある。
実際に命を落としてた人も何人もいるようだ。

そして山頂へ・・・

山を登りきると、いきなり断崖絶壁が姿を現す。

ある人は、
アメージング!と叫び、
ある人は、
ユーフォーリアという言葉を静かに発する


そして、おそるおそる半身を乗り出して断崖の下をのぞきこんだり、ギリギリの端っこでジャンプしてみたり、瞑想してみたり、火をおこして料理してみたり
と色々な人がいる。

自分は、「こんな最高の景色の中で一番もったいないことをしたい」と思い、景色が一番良い場所で、持参したキンドルで読書をしながら昼食をとった。

おそらく、これが人生の中で、最初で最後、「最高の読書」だったと思う。


プレーケストーレンは、景色もさることながら、そこにいる、絶景を前にした人々の様子も感慨深く、国籍関係なく、人の素を垣間見ることができるすばらしい場所であった。

0 件のコメント:

コメントを投稿